2009年1月11日日曜日

セミナーに参加する

いよいよ今日は待ちに待ったアクアビジョンF15セミナーである。
朝風呂で心も体もリフレッシュして、いざセミナーに向かう。
会場に着いてみると、受講者が多いのに驚く。
前回(12月に基礎コースを受講した際)は私を含め4人だったのでかなりゆったりとした感じであったが、今回は14人ということで、ほぼ定員ギリギリである。
今日のセミナーは6つのセッションからなる。
まずF12の復習から入り、F15入門、過去世探索、未来設定などを行う。
F15は時間から解放されるので、過去や未来に自由自在に行ける、と言うことか。
予習と称して自宅で何回かF15を聴いたが、さほど(期待したほど)の成果は無かったため、今日のセミナーは非常に楽しみである。
果たしてどんな経験が出来るのだろうか。

セッション1:F12(復習)
F15に行く前に、復習を兼ねてF12入門CDを聴く。
セッションの前に、トレーナーからメンタルツールについておさらいがある。
それぞれの理解は大筋で間違ってはいなかったが、レゾナントチューニングについて、セカンドボディを共鳴させる目的と、ヘミシンクの周波数にチューニングしやすくする効果があるとの説明があった。
セカンドボディの共鳴については前回のセミナーでも聴いていたので認識があったが、ヘミシンクの周波数にもチューニングしやすくする、という認識はなかったため、なるほどと思う。
そのつもりでやってみよう。
レゾナントチューニングの最中から、全身が痺れるような感覚がある。
その後F10に行っても、F12に行っても痺れたままである。
そのうちクリックアウトしてしまう。
特に何もイメージらしきものは観ることが出来なかった。

セッション2:F15入門
まずは解説なしにセッション開始。
先入観を持つことなくF15を体験してみてほしいとのこと。
先入観を持つな、と言われても、既に家で何度もF15を聴いているので、先入観とかそう言う状況ではないが、初めての人もいるのだろう、取り敢えずセッション開始。
F15到着。
暗い。何もない。ただ暗闇で目を瞑っているのと変わらない。
暗闇の奥行きすら感じられない。ただの暗闇。
暫くそのままだったが、やがてゴツゴツした岩山の連なりのようなイメージが見えてくる。
そしてその風景は次第に町並みへと変化する。
ただし、人の気配は全くない。ゴーストタウン。
その上を低空でゆっくりと飛んでいるイメージ。
その後、一瞬、カーリーヘアの若者の映像が見える。
今のは誰だったのだろう?観たことがない。
一連のイメージ&映像の意味が全くわからないままに、帰還のアナウンス。
帰還。
セッション後の説明で、トレーナーからF15は「何もない何も起こらない場所」であると聞かされる。
自分から何かを仕掛けていかない限り、ひたすらに暗い闇だそうである。
それで最初のうちは何も見えない状態だったのか。
と言うことは、後半の映像が見えたのは何らかの働きかけを自分がしたからなのか?
自分にはその自覚が全くないが。

セッション3:過去世の体に降りる(F15)
いよいよ過去世探索である。
これまで明確な過去世が見えたことがないので、このセッションは非常に楽しみである。
F15フリーフローCDにナレーションを被せ、イメージの手助けをしつつ過去世を探索する。
ナレーションが過去世に行くよう指示する。
行けと言われても、どうやって行くものか思いあぐねていると、再びナレーションが過去世の自分の体に降りるよう指示する。
降りるとは憑依すると言うことか?
よく判らないため、何もイメージできない。暗闇のままである。
ナレーションが(憑依した過去世の)自分の足を観るよう指示している。
取り敢えず訳も解らず自分の足をイメージする。
何を履いているか観るよう指示がある。
何もイメージできないため取り敢えず無理矢理イメージしてみる。
ええい儘よと「裸足」であることにする。
何となく裸足のような気がするが多少無理がある。
服装を尋ねられる。
裸足なのだからきっと原始人とかだろう、ということは獣の革かなんかを身につけているのだろう。
全部勝手に想像している。与えられた映像ではない。
自分が何処にいるか尋ねられる。
原始人だし、きっと狩猟でもしているのだろう、ということで、草原、と勝手に決めてみる。
こんなこと続けていても駄目じゃないか?
と思い始めたとき、ふと全く違うイメージが見えてきた。
夜。雨上がりなのか路面が濡れたように街灯を反射して光っている。
男の後ろ姿。黒いスーツを着ている。3ピースのようだ。
ベストのポケットから懐中時計を取り出し時間を見ている。
なんだか少々苛ついているような雰囲気を感じる。
時代は見たところ18~19世紀頃か。
場所はイギリスのような感じである。
ナレーションが時代を先に進めるよう指示する。
私(の意識)はイギリス紳士ごと空中に浮かび上がる。
そして前に向かって結構なスピードで飛んでいく。
やがて見えてきたイメージは、何処かの部屋の中である。
欧風の部屋。
そこで私は一人の女性と話をしている。
この女性は今の妻のような気がする。根拠はないが、そんな気がする。
きれいな女性である。おしゃれなカップで紅茶を飲みながら、私と楽しそうに会話している。
どうやら私とこの女性は結婚する(した)らしい。
子供は何人くらいほしい?と女性に聞かれる。
私は「男が3人に女が2人」とか言っている。
まあ、そんなにたくさん?
女性は驚くとともに楽しそうに笑う。なにかとても幸せそうである。
再びナレーションで時代を先に進む。
先ほどの女性がベッドに寝ている。
どうやらこの女性はもうじき死ぬらしい。
死の直前に場面が飛んだようである。
付き添っているのは私だけである。
結婚したものの、子宝に恵まれなかったのだろうか。
先ほどのイメージの延長線で考えると、女性(妻)の死の床に私だけではなく、子供たちも付き添っていてもおかしくはないのに。
さらに時代を先に進める。いよいよ自分の死の瞬間に行く。
ベッドに寝ている自分の姿が見える。
付き添いは、誰もいない。
最後は一人孤独に死んでいくのか。

C1に帰還してから、怒濤のような感動が私に押し寄せてきた。
そうか、そう言うことだったのか。
今見てきた過去世の意味がわかった。
今の私の価値観に大きく影響している過去世だったのだ。
私は家族を非常に大事にしている。
家族のためなら他の何を犠牲にしても良いと思うほど、家族を、家族と過ごす時間を大事にしている。
休みの日は出来る限り家族と過ごす時間を持ちたいし、平日も1分でも早く家に帰って家族と過ごしたい。
仕事のために家族を犠牲にしている同僚や上司が信じられない。
おまえら馬鹿か、と本気で思ってしまう。
家に帰らずに遅くまで毎晩のように飲み歩いている連中の気が知れない。
私にとって何よりも大事なものが、家族と過ごす時間なのだ。
この価値観は、世間一般からしてもちょっと度が過ぎていると自分でも思う。
思うが、どう仕様もない。なにがそうさせているのか、と常々思っていたが、過去世でたくさんの家族と幸せに過ごしたかったのにそれが出来ず、最後は一人寂しく死んでいった経験が、今の人生で家族を大事にする、という価値観として影響していたのだ。
この体験を、セッション後に参加者とシェアしたときにも、感極まってもう少しで涙が出そうになってしまった。
今回のセッションは、私にとって非常にすばらしい経験となった。
明確に一つの過去世が体験できたこと、今の価値観が過去世の影響を受けていることなどが自らの体験として得ることが出来たのが何よりも大きかった。
無理矢理イメージを造ろうとしても上手く造れなかったことも、面白い経験だった。
これもヘミシンクで見ることの出来るイメージが、自らの勝手な想像ではないことの裏付けとなるように思う。
この後のセッションについてはさほど大きな出来事はなかったため、長くなるので今日はここまでにしたいと思う。

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